前回、福祉住環境コーディネーターについて少し触れさせていただきました。
『そんな資格があるんだ!』と初めて目にした方もいらっしゃるのではないでしょうか?
福祉住環境コーディネーターとは1999年から認定されている日本の民間資格の一つ。
以前はリフォームなどを行うにあたり、建築は建築士が、介護は介護福祉士が、
医療は医師や理学療法士が…というようにそれぞれの分野はその専門職が
それぞれに担当していました。
しかしそうすると、全体で見たときに住環境整備に必要な要素が抜け落ちてしまう…
といったことが多かったのです。
そうした不具合を解消するために生まれたのが『福祉住環境コーディネーター』という資格です。
年の取り方が全く同じ人がいないように、その方にピッタリ合う住環境も千差万別。
介護が必要な方のニーズに合わせた住環境を提案実現するために、様々な分野の専門家と
連携をとりながら、適切な住環境を提供する『福祉住環境コーディネーター』の資格は
これからの日本の住まいにおいて大きな役割を果たす資格といえるのではないでしょうか。
2019年4月8日 2:50 PM